「スターティング・オーヴァー」
こんばんは🌓
出来るだけ毎日ブログを書くという目標がもはや全く守られていないことを、皆さんに忘れてほしいと思う今日この頃(笑)
それでも私にしては結構頑張っているのでは?と思ってしまうぷっかです🙄💔
頑張って2、3日に一回は書けるようにしたいです☺️
さて、そんなことより今回紹介する小説は…三秋縋さんの処女作「スターティング・オーヴァー」です!!!
👏👏👏
かっこいい題名ですね✨
「starting over」とは、「最初からやり直す」という意味。
まさに名を体で表す題名です。
このお話は、20歳の青年がある朝起きると朧げな記憶を残しながら10歳のクリスマスまで巻き戻っているというところから始まります。
面白い設定ですね✨
しかし、読んだ当初Twitterでも言いましたが、このお話はここからどんどん面白くなります。印象としては「起承転転転転結」って感じです(笑)
ネタバレになってしまわないように気を付けないといけませんが、本当に最初の方のあらすじだけ言うと…まず、巻き戻りを経験したなら誰もが抱くであろう「過去の失敗を消したい」という思いを主人公は持ちません。1回目の人生で送った10〜20歳の生活があまりにも完璧で心底愛していたのです!だから2回目の人生もその通り生きようと努めます。そうは言ってもやはりうまくいかないこともあるもので…そこから色んなことが狂い始め、運命の歯車が全く予期せぬ方向に回って行ってしまいます😱
全体的に結構展開が早く、主人公の経験の特に面白い部分だけを目一杯面白く見せてくれるという印象です。比較的活字が苦手な方でも読みやすい小説なんじゃないかと感じます💓
物語の進む中で段々と明らかになっていく記憶や真実にはドキドキワクワクしっぱなしです!!
特に、最後の最後に判明する事実には一瞬ゾッとするものの、それに対する主人公の決意にはとても胸が温かくなりました。
主人公は一体どこで何を間違ってしまったのか。彼はなぜ巻き戻されたのか。
推理しながら読んでみるのもいいかもしれません🤔
P.S.巻末で読める筆者が小説を書こうと思った理由が結構面白かったです😊珍しい小説の書き方だなと感じたので、読んで納得って感じでした。